鋭脚戻った!萩原が一発

 

萩原操(43=三重)に鋭脚が戻っている。準決は佐野との連結を外してしまったが、米沢後位に切り込み。立て直してタイヤ差の2着に伸びた。「ホームで佐野君が行ってくれたら楽だったけど…。ゴール前はもう半回転、踏めていたら1着だったでしょう。3月から自転車を換えて、練習もしっかりやって、成績も安定してきましたね。(競走得点が)97点しかなかったのに、今は102点もあるのは大きい(笑い)」。決勝は上吹越ラインの3番手からの組み立て。もちろん、展開よってはシビアな切り替えも十分。「流れに応じて…」と一発を狙っている。

アマ4冠伊藤「先行にこだわる」ー 競輪

連続Vを狙う新人の伊藤太一(24=山梨)が波に乗ってきた。初日選抜は「先行勝負」と、公言通り主導権を奪って逃げた。元S級の佐々木にまくられて2着も「1周半駆けるつもりだったから」と満足顔。初優勝を飾った前場所の青森も初日、準決と先行。決勝では逃げる同期の橋爪亮をまくり追い込み気味に差し切った。直近4カ月の連対決まり手は約89%が逃げ。まくりゼロ。「先行にこだわってS級に上がりたい」と徹底している。日大時代は全日本学生選手権・4キロ個人追い抜きVなどアマ4冠。来月には92期生がデビュー。新人と呼ばれるのもそれまで。「意識しますね。まずは特選に乗れる点数を稼ぎたい」。大学の大先輩・小嶋敬二を目標に掲げる伊藤の一発に期待だ。

国際競輪記者会見、王者ボスは余裕の表情

07年の国際競輪とワールドグランプリシリーズ07の記者会見が5月31日、東京・文京区のホテル椿山荘で関係者約150人を集めて行われた。外国人選手は出場する9人。日本からはナショナルチームの長塚智広、井上昌己、佐藤友和にワールドグランプリに出場する後閑信一の4人が出席した。

 中でも注目は、スペインで行われた今年の世界選手権のスプリントで優勝した王者テオ・ボス。4回目の参戦とあって表情にも余裕が。「昨年より調子がいいので好成績を残せると思う。小嶋(敬二)選手を負かすのが夢」とライバル打倒に闘志を燃やしていた。昨年の最優秀選手、クレイグ・マクリーンも「日本のファンに先行力を見せたい」と意欲をのぞかせた。

 また、この日はワールドグランプリ(7月20日=松戸)に出場する日本選手も正式に発表された。後閑に加え、兵藤一也、加藤慎平、海老根恵太、山口富生、渡部哲男の6人。外国勢を迎え撃つ後閑は「競輪はタイムじゃないというところを見せますよ」と自信ありげ。6月7日から7月16日まで5ステージ15戦が行われ、ポイント上位の3人がワールドグランプリへ、4~6位がワールドステージへ進出する。なお、会場となった椿山荘1階ギャラクシーでは、1日から22日まで昨年の国際競輪の写真やテオ・ボスの金メダル獲得時のチャンピオンジャージなどを展示する。

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